本記事では、茲白の火力を極限まで引き出すための「編成の基本ルール」から、実際のDPS(ダメージ)測定データを元にした最強の理想編成や、妥協となる代用編成までを分かりやすく徹底解説します。
最適武器である「黎明の神剣」を活かすためのシールド枠(鍾離など)の選び方も詳しくまとめているので、ぜひご自身の手持ちキャラクターと照らし合わせながら読んでみてください。
茲白のパーティ編成の基本ルール
茲白(しはく)のパーティを組む際、絶対に押さえておきたい基本ルールは以下の3つです。
黎明の神剣の特殊効果(HP90%以上で会心率+28%)の維持と、通常攻撃を4段目まで出し切るための中断耐性(シールド)か回復を確保する
- 裏から水元素を付着できるキャラを編成する
- 「黎明の神剣」の特殊効果維持とコンボ完走のための耐久(シールド・回復)を確保する
- 固有天賦による軽い「編成縛り」は意識しなくてOK
月兆・満潮時(ナドクライキャラ2人以上)に、非ナドクライキャラが元素スキルか元素爆発を発動すると、20秒間その発動したキャラクターの元素とステータスに応じて、月結晶反応ダメージが最大36%アップする強力な仕様があります。

ただ、この「非ナドバフ」が必須かと言われれば決してそうではなく、全員がナドクライキャラの「茲白・コロンビーナ・イルーガ・イネファ」といったパーティ構成のほうが、自分の環境では最高DPSを叩き出しています。
ナドクライの最新キャラクターは単体スペックが非常に高いことが多いため、無理に非ナドバフの条件を満たすよりも、シンプルにキャラパワーで勝る編成を組んだ方が結果的に強くなることもある、ということですね。
1. 裏から水元素を付着できるキャラが必須
茲白は「月結晶反応(岩+水)」を軸にして大ダメージを出すアタッカーです。そのため、裏から継続的に水元素を付着できるサブアタッカーやサポーターが最低でも1人は必要になります。
現状のキャラクターを考えると、実質的に「アイノ」か「コロンビーナ」の2択になるのがリアルなところです。
2. 「黎明の神剣」の維持とコンボ完走のための耐久サポート
無課金・微課金プレイヤーにとっての最適武器である星3「黎明の神剣」は、強力な武器効果(会心率+28%)を発動し続けるために「HP90%以上のキープ」が絶対条件となります。
さらに、立ち回りの項目でも解説した通り、茲白は通常攻撃の4段目(追加の月結晶反応ダメージ)が非常に強力です。途中で敵の重い攻撃を受けて怯み、コンボが途切れてしまうと火力がガタ落ちしてしまいます。
そのため、「黎明のためのHP管理」と「コンボを出し切るための中断耐性」という2つの必須条件を同時に満たしてくれる、強力なシールドキャラクター(または被弾を即座にカバーできる優秀なヒーラー)の編成が強く推奨されます。
3. 固有天賦の「編成縛り」は無視してOK
茲白には「雲間に連なる山々」という固有天賦があり、チーム内の岩元素キャラ1名(自身を除く)につき茲白の防御力+15%、水元素キャラ1名につき元素熟知+60というステータスアップ効果が発動します。
いわゆる「パーティの元素縛り」ですが、これを無理に満たそうとしても劇的に火力が跳ね上がるわけではありません。そのため、編成を組む上でこの天賦の存在は特別な意識をしなくて大丈夫…というか、前述の条件を満たしていくと意識しなくても自然と水・岩元素のみのパーティになることが多いです。
茲白の理想パーティ編成(コロンビーナ軸)

茲白の火力を極限まで引き上げる、現状の最適解となるパーティ編成です。
「茲白(メインアタッカー)+コロンビーナ(水付着)+イルーガ(強力なバッファー)」の3人を固定のコアメンバーとし、最後の4枠目(自由枠)は「コロンビーナの凸数(星座)」によって最適解が変化します。
- コロンビーナが1凸以上の場合:千織・ゴローなどの火力/バフ枠
- コロンビーナが無凸の場合:鍾離・イネファなどのシールド/耐久枠
コロンビーナが1凸していると、「月結晶反応をトリガーにシールドを生成する」という効果が追加されます。
これにより、コロンビーナ1人で「水元素付着」と「シールド(中断耐性)」の枠圧縮が可能になるため、空いた4枠目に千織やゴローなどの火力キャラを採用し、パーティ全体のDPSをさらに伸ばすことができます。
逆にコロンビーナが無凸の場合はシールドが張れないため、茲白のコンボを完走させるために、鍾離などの強力な耐久枠を採用してサポートしてあげるのが安定です。
今回の検証における茲白の立ち回りは、「通常攻撃4段」→「特殊元素スキル」の流れを4回繰り返し、これを1ローテーションとして計3周まわして測定しています。
プレイスキルやコンボの最適化次第ではさらにダメージが伸びる余地があるため、数値はあくまで一つの目安としてご参考ください。
なお、検証に使用した主要キャラクターの装備ステータスは以下の通りです。
- 茲白:無凸 + 黎明の神剣 + 天穹4セット
- コロンビーナ:無凸 + 金珀・試作 + 月紡ぎ4セット
- イルーガ:1凸 + 匣中滅龍 +「元素熟知+80」の2セット複合
4枠目:鍾離(無凸+黒纓槍+教官4セット)
4枠目を入れ替えて実際のDPS測定をしてきました。まずは自分のベストパーティである、安定の鍾離から。

さすがにスカーク・ネフェル編成が叩き出す11万台には届きませんね。平均して105,000~108,000といったところです。
鍾離はHP依存キャラのため、防御力参照の「非ナドバフ」が上手く噛み合っていれば、もう少し上が狙えたかもしれません。
4枠目:イネファ(無凸+精錬1死闘の槍+暁の星4セット)

あれだけ繰り返しても鍾離では出なかった11万台をあっさりと超えていきました…。最高で115,000まで確認。自分は鍾離のほうが強いと思っていたので、この結果にはビックリです。
ただ、冷静になって考えてみると、画面上でこれだけたくさんのダメージがわちゃわちゃと出ているのに、結果的なトータルDPSは鍾離と数パーセントしか差がないんですよね。そう考えると、絶対的なシールドと全元素デバフを持っている鍾離ってやっぱり強いんですね。
それに、自分クラスのプレイヤーだと、高難易度の「幽境エクストラ」で強力なイネファをここに編成するという贅沢な使い方はまず不可能(別パーティに温存したい)だと思うので、基本は鍾離の採用になりそうです。
【反則】4枠目:ゴロー(完凸+西風猟弓+教官4セット)
自分のコロンビーナは無凸なので、シールド無しとなるこの編成は実戦だと本来組めない(反則)のですが、相手は動かない「かかし(サンドバッグ)」なので試しに4枠目に入れてみました。
完凸ゴローの「会心ダメージ+40%」などの強力なバフが乗ると、どれくらい火力が跳ね上がるのか楽しみだったんですが…

…これが意外と伸びないんですよ。平均DPSは110,000前後ではあるんですが、ゴローの元素爆発が重たくてローテーションが安定せず、最低で100,000ちょっとまで落ち込むこともありました。「岩キャラ3人+元素チャージ効率234%」でギリギリ回るって、どれだけ重いんだ…。
それにしても、なぜダメージが劇的に伸びないんでしょうね?
これはおそらくステータスの「飽和」が原因で、元々の会心ダメージが276.4%もある状態から316.4%に上がっても、実際のダメージの伸び幅としてはそこまで大きな差にならないのだと思います。
加えて、茲白・コロンビーナ・イルーガの並びには「敵の耐性ダウン」手段が一つもありません。そう考えると、どんな敵にも無条件で刺さる鍾離の「全元素耐性-20%」は超絶価値が高い、ということの裏返しでもあります。
う~ん…それにしても伸びない。これは本当に意外な検証結果でした。
【反則】4枠目:千織(無凸+黎明の神剣+黄金の劇団4セット)
こちらもシールド役がいないため、本来は「1凸コロンビーナ」がいないと実戦では組めない反則パーティです。
月結晶反応で生成される「月籠」は岩生成物扱いになるため、千織が「無凸」であっても、スキルの「たもと」がしっかり2体召喚されて火力が出せます。

千織はやはり強く、火力の安定感がありますね。平均DPSは113,000くらいでした。
さらに千織は元素爆発を撃つ必要がなく、固有天賦による「スキル発動後にもう一度スキルボタンを押すと、次のキャラに即座にチェンジする(織錦)」というギミックがあり、操作感が非常に快適でした。
千織を採用することでパーティ全体のローテーション(スキル回し)の時間が短縮されるため、時間制限付きコンテンツでDPSを極限まで追求するなら、1凸コロンビーナ+千織がベストな選択肢かもしれません。
コロンビーナ抜き編成:アイノ(3凸+知恵の溶炎+月紡ぎ4セット)

「コロンビーナを持っていない場合、代わりにアイノを採用するとどれくらい火力が落ちるのか?」気になっている方も多いはずです。

実際に測定してみたところ、平均DPSは7万台前半という結果に落ち着きました。まぁ、相手は「月の神」ですからね。こればかりは圧倒的な格差を見せつけられた感があります。
また、単純な火力差以上に響いたのが「水元素付着の継続時間」です。
コロンビーナの元素スキル(25秒)に対して、アイノの元素爆発は14秒しかありません。そのため、茲白のコンボ終盤で水元素が枯渇してしまい、月結晶反応が起きず特殊元素スキルが撃てない…という息切れの状況が多発しました。
水元素を少しでも長持ちさせるため、アイノは「茲白の直前」に行動させたいところです。しかし、そうすると今度は教官4セット(バフ継続時間8秒)を持たせたサポーターと、ローテーションの配置順(行動順)の取り合いになってしまいます。
ダメージが下がるだけでなく、こうした実戦での「使い勝手の難しさ(ローテーションの窮屈さ)」も、代用編成の大きな課題になります。
1凸イルーガ抜き編成:1凸夜蘭+無凸シロネン(絵巻)

「イルーガ抜き」の妥協枠として、超強力な限定星5キャラを2人も連れてくるのは少し気が引けるのですが、他に代わりになるキャラがなかなかいないんですよねー。

平均DPSは10万前後でした。この強力コンビ2人を採用して、ようやく代用が可能になるといったレベルでしょうか。
それにしても、「夜蘭+シロネン」より茲白の火力に大きく貢献できるイルーガのすごさが、逆に際立つ結果となりましたね。
星4キャラ編成:アイノ・イルーガ・ダリア

最後に、茲白以外の枠をすべて星4キャラで並べてみました。

平均DPSは60,000前後でした。ここまでサポーターの編成難易度が落ちると、いくら優秀なメインアタッカーでも火力のポテンシャルは引き出せないですね。
原神において「アタッカーだけでなく、サポーターに対する投資がいかに重要か」ということがよく分かる、至極当然の結果となりました。
まとめ:茲白の編成は「コロンビーナ+イルーガ+シールド」が最適解
様々なパターンのDPS検証を通して、茲白(しはく)を最大限に活かすためのパーティ編成を解説しました。結論をまとめると以下のようになります。
- コアメンバー:「茲白+コロンビーナ+イルーガ」の並びが圧倒的に強い
- 4枠目(コロンビーナ無凸時):鍾離が安定感・デバフともに最強のベストパートナー
- 4枠目(コロンビーナ1凸時):シールドを張れるため、千織などを採用して最高DPSを狙える
- 代用編成の注意点:水枠をアイノ等にする場合は「水付着の継続時間」による息切れに注意
特に「黎明の神剣のHP維持」と「通常攻撃を出し切るための中断耐性」は欠かせません。まずは手持ちの中で一番硬いシールドキャラ(できれば鍾離)を採用し、快適なローテーションを回すところから始めてみてください。
下記の育成総合のページでは育成素材・おすすめ武器・聖遺物・目標ステータス・パーティ編成など、茲白の育成に必要な情報を一通りまとめています。
育成の全体像を把握したい方は、ぜひチェックしてみてください。


