ITパスポートに合格!
受験日は25年8月30日で、合格発表(公式ホームページ)は25年9月12日、
そして、合格証書が自宅に到着したのが10月9日でした。
といっても、CBT試験だったので、受験当日に合否は分かるんですけどね。
ITパスポートって?
難度は低いものの、一応国家資格だそう。
公式ホームページによると…
だそうで、要するにITやビジネス周りの雑学を学ぶ試験です。
自分みたいに高卒で、このような分野に距離や苦手意識のある人にとっては、いい機会とアピールポイントになるはずですが、大卒やホワイトカラー系の人が取得・勉強する価値は、あまりないんじゃないかなと思いました。
ちなみに、今回ITパスポートを受験した動機は…まぁ、趣味というか、暇つぶしというか、仕事にはあまり関係のない動機です。
試験のフォーマット
- 受験資格…なし
- 受験料…7500円
- 試験時間…120分
- 出題形式…4択
- 出題数…100問(内8問は問題を評価するためのもので採点なし)
- 合格点…総合点600点以上かつ、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系各300点以上
時間的には余裕ではあるものの、時間のかかるコスパの悪い計算問題は後回しor最初から捨てるほうが無難です。
ちなみに、途中退室可なんですが、最後まで残っていたのが25人中自分ともう一人の2人だけでした。
席が奥の隅だったので、みんなが退室していることに全然気づかなかったんですよね。
ITパスポートの合格率と得点分布
これは公式ホームページで詳細に公開されています。
受験者の内訳は非IT系が約8割で、いかにIT系がこの資格を受験する意味がないかを証明していますね。
合格率は全体で約50%。一般常識問題も多く、一夜漬けでも受かる人は受かるんじゃないでしょうか。
自分が受験した令和7年8月の得点分布はこちら。
100点刻みのパーセント表示に変換すると以下の通りになります。
評価点区分 | 人数 | 割合(%) |
---|---|---|
900~1,000点 | 54 | 0.25% |
800~899点 | 672 | 3.16% |
700~799点 | 2,947 | 13.83% |
600~699点 | 6,724 | 31.58% |
500~599点 | 5,584 | 26.23% |
400~499点 | 3,592 | 16.87% |
300~399点 | 1,485 | 6.97% |
0~299点 | 234 | 1.10% |
合計 | 21,292 | 100.00% |
微妙なところで落ちてる人が多い。受験料7500円+交通費を無駄にするのは痛いよなぁ…。
独学で一発合格した個人的な勉強方法
簡単にまとめておきます。誰かの参考になれば幸いです。
まず、勉強というより読書に近いノリで、このテキストを2周。
コンテンツ→過去問→コンテンツ→過去問→コンテンツ…という構成になっており、非常にテンポよく勉強できました。
20~30分単位で勉強しやすく、人気なのも納得の一冊。普通にオススメです。
そして、仕上げは…
鉄板の過去問道場。過去15回分を2周しました。上記テキストの問題集との被りもあるので、復習にもなります。
その他のテキストやアプリ、動画サイトなどは一切使用していません。
「広く、浅く」の試験なので、捨てジャンルは作らない方が無難。
ただし、計算問題に関してはコスパが悪いため、状況によっては捨てるのもありだと思います。
勉強時間は、平日5日合計3時間ぐらい、週末3時間ぐらいを1か月続けましたが、ちょっと慎重になりすぎた感じですね。
非IT・非ホワイトカラー系で、受かることだけが目的なら、約2週間ぐらいの短期決戦がベストじゃないでしょうか。
試験結果
最初に書いた通り、CBTの試験結果は試験終了後に即分かります。
855点で無事合格でした。
上の得点分布だと上位3.16%に入ってますね。すごい!(おそらく必死で試験対策している人が少ないだけ)
どんな試験でも言えることですが、過去問との言い回しや表現が違うと、一気に体感の難易度が上がってしまい、結構面喰らってしまうんですよね。
この試験に関しては、過去問とのギャップは小さかったように感じます。
今後の展望
せっかくなので、上位資格の基本情報技術者に挑戦しようと思い、
意気揚々とテキストを購入したのはいいものの、挫折しそうなんですよね…。
基本情報技術者の試験は科目Aと科目Bの2種類があり、科目AはITパスポートの延長線上にある試験なんですが、科目Bが完全に数学とプログラミングで、結構苦しんでいます。
しかも、合格するためには科目Aと科目Bを同日に受験し、同時に合格しないといけないという…。(科目免除がないのは痛い)
今後どうなるのか、自分でもわからないんですが、とりあえず続けてみようかなと思っています。