マーセナリーズサーガ1の紹介
購入に至った経緯
リアルタイムでやり込んだ経験がある"ファイナルファンタジータクティクス"と"タクティクスオウガ"のリメイク版が未プレイだったので検索すると、"FFT獅子戦争"はスマホ移植されていることが判明。
しかし、本命であるタクティクスオウガのリメイク版"運命の輪"はスマホ移植されておらず…。
FFT獅子戦争を購入するため、さっそくAppストアを除くと、数あるドラクエやFFなどを押しのけ、ロールプレイングの有料Appランキング(21年10月30日付)で1位に輝いている"マーセナリーズサーガ1"というゲームを発見。
ちなみに、獅子戦争(1480円)は32位でした。
- 120円という値段。
- 獅子戦争のレビューが微妙。
- FFTやタクティクスオウガと同じジャンル。
- "FFTやタクティクスオウガが好きな人にはオススメ"というレビュー多数。
という理由でさくっと購入。容量は51MBと非常にコンパクト。
個人的なオススメポイント
- セーブスロットは通常12個+中断1個。中断セーブは再開しても消滅しない。ただし、セーブは手動のみ。
- WTの様なスピードの概念はなく、こちらのターン→敵のターン→こちらのターン…で戦闘が進行。動かすキャラは自由に選べます。
- ワールドマップなし。ユニット編成画面で買い物などが完結。レベル上げは"フリーバトル"からいくらでも可能。
- レアアイテムが盗めるのはボスユニットのみ。しかも、ボスユニットが登場するステージは4ステージぐらい。
- クラス(ジョブ)は一度解放すれば、自由にスキルが習得+使用可能。クラスの解放やスキルの習得に必要な"SP"はステージクリア後に入手できる。
- ステータス上昇は完全固定値。レベルアップ時のジョブやランダム要素を気にする必要一切なし。
- 毒にも薬にもならない簡潔なシナリオ。エンディングは1分ぐらいで終了。ただ、続きを見たくなるのは不思議。
- エンディング後にセーブ可。周回やり込み要素あり。
タクティクスオウガやFFTにある煩わしく複雑な要素を一切排除したようなゲームデザインは、非常に好感が持てました。現代的に表現すると"ソシャゲ感"が強いゲームだと思います。
課金要素はあるものの、寄付みたいなオマケ要素で、特別有利になることはありません。
個人的な残念ポイント
- 【移動】→【アクション】しかできず、【アクション】→【移動】は不可。【アクション】のみは可。
- シナリオステージのみに存在する"埋もれた財宝"がめんどくさい。サーチする手段は用意されているが、これは攻略サイト前提の要素。
- 操作性は思っていたより悪くないが、多少イラっとする場面あり。まぁ、慣れで何とかなるレベルです。
- シナリオ中盤~終盤に加入するキャラの育成がダルく、使用する機会に恵まれない。
120円という値段から、求めている物が少ないこともあり、全体的に減点や欠点は少ないと思う。
最後に
このゲームを自分なりに一言で表現すると「暇つぶしにはちょうどいいし、暇つぶしにしかならないゲーム」かな。
序盤は厳しめで、終盤になり育成が進むと無双できるオフゲらしいゲームバランスも逆に面白く感じるのは、ソシャゲ全盛時代ならではでしょう。
こういうシンプルなゲームの後には、無性に本家(獅子戦争)をプレイしたくなります。