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教習項目15:自動車の所有者などの心得と保険制度

自動車の登録(届け出)と検査

自動車の登録(届け出)

小型特殊自動車と総排気量125cc以下の普通二輪自動車を除く自動車は、登録を受けて、番号標(ナンバープレート)をつけなければならない。

自動車の検査(車検)

検査を受ける義務

自動車は、一定の時期に検査を受け、自動車検査証(車検証)の交付を受けなければならない。

検査(車検)を受ける時期

1年ごとに検査を受ける自動車
2年ごとに検査を受ける自動車

検査標章

自動車の検査(車検)に合格すると、自動車車検証とともに、検査標章が交付される。

検査標章に書かれている年月は、検査を受けた時期ではなく、次の検査の時期を示す。

前面ガラスの内側に、前方から見やすいように貼りつけておく必要がある。

自動車車検証および自賠責保険証明書の備えつけ

以下の書類を備えつけていなければ、運転することはできない。コピーは不可

検査(車検)を必要とする自動車…有効な自動車検査証と自賠責保険証明書または責任共済証明書

検査(車検)を必要としない自動車…自賠責保険証明書または責任共済証明書

定期点検

自動車の使用者には、車種や用途によって定められた時期に定期点検をしなければならない。

事業用

【軽自動車】【大型自動二輪】【普通自動二輪】…12か月

残り全ての自動車…3か月

レンタカー

【大型乗用自動車】【中型乗用自動車】【貨物自動車】…3か月

【普通乗用自動車】…6か月

自家用

【自家用大型自動車】…3か月

【自家用普通貨物自動車】…6か月

【自家用普通乗用車】…12か月

定期点検はこれだけ覚えていれば大丈夫っぽい

事業用…3か月・12か月

レンタカー…3か月・6か月

自家用…3か月・6か月・12か月(自家用乗用自動車は12か月)

自動車の管理

自動車の所有者や管理者は、不用意に車を貸してはいけない。

借りた人が交通事故などを起こした場合は、車の所有者や管理者がその責任を負わなければならない場合がある。

車を勝手に持ち出されないように、車のかぎの保管には十分注意する。

自動車保険の種類と仕組み

自動車保険の種類

自動車保険には、法律によって必ず加入しなければならない強制保険と、所有者や管理者が任意で加入する任意保険がある。

自動車損害賠償責任保険(強制保険)と任意自動車保険(任意保険)

自動車や原動機付自転車は、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)か自動車損害賠償責任共済(責任共済)に加入していなければ、運転してはいけない。

検査(車検)が必要な車は、自賠責保険か責任共済に加入していないと、検査(車検)が受けられない。

強制保険でカバーできない人身、自損事故や万が一の事故のために、なるべく任意保険にも加入する方がいい。